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エンジニアの採用方法|おすすめサービス9つのメリットデメリット

カテゴリ:リクルーティングコラム 採用お役立ち情報

エンジニア 採用方法

エンジニア採用の難易度が高まるなかで、優秀な人材を採用したいと考えながらも苦戦している企業は多いはずです。

自社の求めるエンジニアの採用方法はいくつかありますが、今回は求人サイト・転職エージェント・求人検索エンジンの3つの方法を紹介します。

それぞれの方法の特徴やメリット・デメリット、またエンジニア採用の方法を選ぶ際に重要なポイントについても詳しく説明するため、参考にしてください。

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知っておきたい!エンジニア採用が難しい3つの理由

エンジニア 採用方法

なぜ今エンジニアの採用が難しくなっているのか、エンジニアの採用するにあたり、知っておきたいポイントを説明していきます。

理由1:エンジニアは有効求人倍率が高い

厚生労働省のデータによれば、新型コロナウイルスの感染拡大が長期化している影響を受け、情報処理技術者の新規有効求人倍率は、2019年12月の4.74倍をピークに、2020年4月に2.38倍まで下がり、その後はほぼ横ばい状態が続いていました。

しかし2021年2月時点では2.8倍にやや上昇しています。

新型コロナウイルスの影響が収まり景気が回復すれば、エンジニアの有効求人倍率はさらに増加していくでしょう。

理由2:エンジニア経験者をターゲットにした中途採用の増加

新型コロナウイルス流行の影響で、採用するエンジニアの経験年数やスキル、あるいは採用コストの見直しを行った企業もあり、これまで若手エンジニアや新卒の採用を積極的に行っていた企業のなかでも、即戦力となる経験者エンジニアの採用に採用の方針を変えた企業があるのです。

理由3:フリーランスとして働くエンジニアの増加

政府による働き方改革の推進や、プライベートよりも仕事を優先する働き方から、就業時間や就業場所をある程度、働く人が自由に決められたり、正社員としての雇用形態にこだわらない働き方へ、働くことの価値観が変わってきています。

これまでは収入アップや、自分のやりたい分野を活かすために他の企業へ転職する人が少なくありませんでした。

しかし転職をせずとも働き方を変えることによって、自分の求めるキャリアを実現できる可能性が出てきたのです。

新しい働き方が広く認知されたことによって、転職市場にエンジニアの求職者がなかなか現れず、募集をかけてもおもうように採用できない事態になっています。

《採用方法1》エンジニア採用におすすめの求人サイト3つ

エンジニア 採用方法

エンジニア業界に特化した転職サイトのなかで、求人広告が掲載されているのが求人広告型です。

求人広告といわれるサイトのなかでおすすめの3つのサイトの特徴、またメリット・デメリットを紹介します。

Green

Greenは、IT業界・Web業界に特化した求人サイトです。

2020年3月時点で登録者数は59万人、そのなかで登録者の約8割を20~30代が占めており、かつ転職者の約半数は業界経験者であることから、優秀な若手エンジニアを採用したい企業におすすめの媒体といえます。

求人掲載期間や掲載数に制限がないため、求人掲載期間内に人材を確保できずに終了してしまうといった「「掛け捨てリスク」」がないことがメリットです。

Greenは企業側からのアプローチ方法に「気になる」「スカウト」「会いたい」という3つの機能があります。

スカウト機能で送れる求職者へのメールは月200通ですが、その他の機能は数に上限が設定されていないため、「スカウト」を送る前に「気になる」を送り、反応があった求職者に新たに「スカウト」を送るといった方法も可能です。

しかし求職者へのアプローチ方法が複数あるため、うまく使いこないまま膨大な量の問い合わせや応募がきてしまうと手間を増やす可能性がある点には注意する必要があります。

リクナビNEXT

リクナビネクスト

リクナビNEXTは、人材業界トップクラスのリクルートグループが運営する日本最大級の転職サイトです。

2020年12月時点で総会員数は約1210万人となり、20代~50代までの幅広い年齢層の求職者が利用していることから、優秀な人材に出会える可能性が高くなります。

リクナビNEXTには、4週間掲載と2週間掲載の企画が各5種類、合計10種類の基本プランが用意されているため、自社の要望に適した掲載が可能です。

また通常企画:20万円(6週間)~の掲載料を払えば、5人採用しても10人採用しても追加の料金はかかりません。

採用できた人数分、採用業務におけるひとりあたりの採用コストが下がる仕組みです。

ただし求人を掲載しても応募がこず、なかなか人材を採用できない場合でも、掲載した時点で掲載料がかかります。

dodaエンジニアIT

dodaエンジニアITは、IT転職・Web業界の求人情報に強いサイトのひとつです。

doda全体の会員数は2020年9月時点で約576万人となり、登録者の半数以上を20代が占めています。

業界トップクラスのパーソルキャリアが提携しており、専属のキャリアアドバイザーがサポートする転職エージェントと、自由に求人を検索できる求人サイトの機能をあわせもっていることが大きな特徴といえます。

ただしdodaエンジニアITでは、、求人を検索する際にスキル別の検索機能がないことから、求めるレベルのエンジニアと出会える可能性は低いかもしれません。

《採用方法2》エンジニア採用におすすめの転職エージェント3つ

エンジニア 採用方法

エンジニア業界に特化した転職サイトのなかで、担当のキャリアアドバイザーがつくものがエージェント型です。

エージェント型のなかでおすすめの3つのサイトの特徴、またメリット・デメリットを紹介します。

レバテックキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリアはIT・Webに特化した転職エージェントで、IT業界の転職では最大手です。

レバテック全体での会員数は累計78,000人となり、20代が全体の55.8%を占めています。

新卒・中途採用やフリーランス(業務委託)、派遣などさまざまな契約形態を対象としているため、企業の採用ニーズに柔軟に対応しています。

また、IT・Web業界を専門に転職支援を行っているため、業界に精通した優秀なコンサルタントが多く、業界の習慣や専門用語、エンジニアが大切にしていることなど、深い業界知識を生かした採用サポートを提供してくれるのです。

レバテックキャリアは成功報酬型のビジネスモデルをとっているため、紹介する人材が入社するまで費用はかかりません。

ただしエージェントがサポートできる地域が限定されているため、サポートエリア外の企業は求職者が集まりにくい可能性があります。

DYM IT転職

DYM IT転職は2,000社以上の中から求職者個人にあった優良企業を紹介するエージェントサービスです。

未経験の方や職歴がない求職者、新しい仕事に挑戦したい求職者も多く利用しているため、将来を見据え新人を育成したいと考える企業にはおすすめの媒体といえます。

しかし未経験やフリーター、第二新卒の就職に特化している転職エージェントのため、経験者に出会うのは難しいかもしれません。

Lancers Agent(ランサーズエージェント)

ランサーズエージェント

Lancers Agentはフリーランスエンジニアやデザイナー向けに求人や案件を紹介しているフリーランス専門の人材紹介サービスです。

専任のエージェントが企業ごとに最適な人材を紹介してくれます。

Lancers Agentのデメリットは、契約時に交わした条件から極端に相違が発生するといったケースが稀にあることで、デメリットを受けないためには契約時に業務内容の擦り合わせを綿密に行うことが重要です。

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《採用方法3》エンジニア採用におすすめの求人検索エンジン3つ

エンジニア 採用方法

求人情報に特化した検索エンジンを、求人検索エンジンと言います。

職種や勤務地・勤務時間などのキーワードを入力すれば、インターネット上で公開されている求人情報が一覧で表示される仕組みです。

従来の求人サイトのようなサイトごとの会員登録が不要です。

そのなかでおすすめの3つの求人検索エンジンの特徴、またメリット・デメリットを紹介します。

Indeed(インディード)

理学療法士の画像

Indeedは、日本最大級の検索エンジンで、世界50ヵ国以上、28言語でサービスを提供しており、毎月の利用者は2億人とも言われています。

Indeedには無料掲載(オーガニック求人)と有料掲載(スポンサー求人)の2つの掲載方法があります。

無料掲載であれば、採用コストを抑えることができますが、有料掲載よりも表示回数が少なく、掲載期間が短いため、他の求人に埋もれてしまい、求職者の目に留まりにくいのがデメリットです。

求職者の目に留まりやすくするためにめに求人内容を更新したり、スポンサー求人を利用したりするなど、さまざまな運用方法の検討が求められるでしょう。

詳しくはこちら→Indeed(インディード)に広告を出したい!かかる費用の目安とは

求人ボックス

理学療法士 採用方法の画像

求人ボックスは、株式会社カカクコムが運営している求人検索エンジンです。

2015年のリリース以降は順調に利用者数を伸ばしていて、2021年5月時点で月間のユーザーが500万人を超えており、20代30代40代45歳以上の各年齢層がバランスよく利用しています。

無料から掲載可能で、クリック課金型(50円~)の有料掲載の利用も可能です。

有料掲載は、1クリックあたり50円の「スタンダードプラン」と、1クリック100円の「プレミアムプラン」があり安価で始められるため、企業にとっては「求人を誰にも見てもらえなかったのに掲載料がかかってしまった」というリスクを最小限に抑えられるメリットがあります。

Careerjet(キャリアジェット)

Careerjetは世界90ヵ国以上、28言語で利用されており、日本では2008年からサービスがスタートしました。

2020年2月時点の月間利用者数は79万人です。

Careerjetには無料掲載枠がないため、掲載には必ず費用がかかり、1クリックの最低金額は10円からとなります。

Careerjetはグローバルに展開している特徴があり、Careerjetに求人掲載すれば世界で活躍する人材を確保しやすくなるメリットがあります。

エンジニアの採用方法を選ぶ4つのポイント

エンジニア 採用方法

数あるエンジニアの採用方法のなかから、どのような採用方法が自社に最適なのかを選定することは、採用活動を成功させるために非常に重要です。

ここからは、エンジニアの採用方法を選定するときのポイントを紹介します。

採用コスト・割ける人材のリソースで選ぶ

自社の採用コストをどれだけかけらられるか、どれだけの社員を採用業務に割けるかによって、適切な採用方法は異なるでしょう。

例えば無料で利用できるものや採用単価が抑えられる採用方法であれば、低コストで人材の採用が可能ですが、即効性や確実性を見込めないといったリスクを伴うことがあります。

逆に採用業務に費用をじゅうぶんにかけられるのであれば、成功報酬型の採用方法と費用を抑えた採用方法を並行して利用するなど、複数の採用方法を組み合わせることも可能です。

採用の緊急度・採用基準で選ぶ

適切な採用方法を選ぶためには、「いつまでに」「どのような人材を」「何人採用するか」といった採用計画を整理することもポイントです。

仕事をすすめるにあたり、いつまでにエンジニアを採用しなければいけないのか、どのくらいの年齢層のエンジニアがターゲットなのか、経験者なのか未経験者なのか、重視する能力、経験など、採用基準によって、適した採用方法は変わるでしょう。

また、採用方法によって募集から採用までにかかる所要時間の長さも異なるため、採用方法の特徴を把握したうえで選定することが大切です。

採用媒体がエンジニア採用に強いものを選ぶ

エンジニア採用の際、採用媒体がエンジニアに特化しているか、エンジニアに強みを持っているかという点は重要なポイントです。

エンジニアに特化しているということは、それだけ多くのエンジニアが登録し、利用していると考えられます。

またエンジニア採用に特化していると、企業側がスカウトメールを活用する際に的確に条件にあった求職者を絞って交渉できるため、効率よく採用活動を行うことができるでしょう。

企業からアプローチできるサービスが付随しているものを選ぶ

企業から交渉するスカウトメールは、媒体の求職者の情報が登録されたデータベースのなかから、条件を絞って求職者を抽出しメールを送ることができます。

特にエンジニア採用においては、スキルの有無が重要視されることもあるため、経験やスキルで自社の条件に合った求職者を絞ることができるかどうかも、確認すると良いでしょう。

エンジニア採用成功のために意識すべき5つのこと

エンジニア 採用方法

エンジニアの転職市場が圧倒的な売り手有利となっているなかで、優秀な人材の採用を成功させるために、意識しておきたい5つのコツを紹介します。

採用媒体やサービスごとの特徴を理解する

エンジニア採用に用いられる採用媒体やサービスによって、求める条件や求職者のレベルは異なるのです。

一度でたくさんの人を採用したいのであれば求人サイト、応募者の経験値やスキルを重視するのであれば転職エージェントといったように、自社の求める採用方法にあった媒体を利用することが求められます。

採用したい人物像を明確にする

エンジニアを採用する際は、「優れたエンジニア」といった漠然としたイメージだけでなく、求める経験やスキル、組織の中での役割などを考え、本当に必要な人物像を具体的に絞ることが重要です。

また、書類選考や面接などの採用活動に現場で働くエンジニアが携わることにより、実際に働く際に必要な専門知識や、これまでの経験を踏まえた対話が可能となるため、エンジニアの力量を正しく見極められ、自社に合う人材を選びやすくなります。

採用単価や採用条件を競合と比較する

エンジニアの採用単価は、エンジニアの持っている経験値やスキルによって大きく異なります。

経験年数が長く高度なスキルを持つエンジニアは採用単価が高くなりますし、コストを抑えたいからといって、採用単価があまりに低すぎては満足のいくエンジニアを見つけることができません。

採用市場との需給バランスを常に考慮し、競合と自社の採用基準を比較して、求めるスキル条件や経験年数を緩和することが必要です。

エンジニアにとって働きやすい環境作りを行う

長時間座って作業することの多いエンジニアの仕事では、デスク周辺の快適さによって仕事の効率が左右されます。

打ちやすさを追求したキーボードや、長時間座っても体を痛めにくい椅子などを用意することで、エンジニアはモチベーションを維持しながら働くことができるのです。

また、休日出勤や残業時間が少ないこと、有給休暇が取得しやすいか、フレックスタイム制や在宅での作業が可能かなど、働き方を整えることも効果が期待できます。

新しい技術を吸収したいと考えるエンジニアもいるため、技術を追求できる環境作り、技術力を伸ばすための勉強時間が取れることもエンジニアのモチベーションの維持につながるのです。

採用フォローを短く・早く設定する

優秀なエンジニアほど他社からも内定が出やすいため、のんびりしていると選考の途中の段階で辞退の連絡をもらう可能性が高くなります。

良い人材に出会えた時点で、早朝・深夜や休日などを避け、平日の日中の時間帯を選び、内定連絡を早めに行いましょう。

まとめ

エンジニア 採用方法

急激なニーズの拡大により人材が不足しており、エンジニアは優秀な人材の採用が非常に難しい状況です。

その状況のなかで優秀なエンジニアを採用するためには、採用したいエンジニア像の明確化、採用したいエンジニア像に合わせた採用方法の選択が重要になります。

どの媒体を使って採用を行うかが成功の鍵となってくるため、それぞれの特徴を理解し、自社の状況に合った媒体を選択しましょう。

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※この記事は、2021年7月現在の情報を元に作成しております。

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