リクルーティングコラム
企業で採用を担当されている方には、自社採用サイトを運営する業務もあります。
「サイトが画像や文章だけで、少し味気ない」、「企業紹介動画やインタビュー動画も入れた方がいいのか」などの悩みもある方も少なくないでしょう。
この記事では、採用サイトに動画を取り入れている実際の事例からメリット、最新のトレンドについて紹介します。
あわせて、採用サイトで使用する動画を実際の制作の方法も解説していますので、ぜひ最後まで読み採用活動に役立ててくださいね。
このコラムの目次
採用サイトの動画の役割とメリット
まずはじめに、採用サイトにおける動画にはどのような役割があるのかを詳しくみていきます。
採用サイトでの動画の役割と、動画を掲載するメリットを詳しく解説しましょう。
採用サイトでの動画の役割
採用サイトの動画は、企業が仕事内容や職場の様子などを動画にしたもので、求職者に対して会社への理解を深めてもらうことを目的とし、採用活動の各過程で求職者に動画を見てもらいながら、会社の雰囲気や具体的な仕事内容、経営者からのメッセージなどを伝える役割を持っています。
これまでの採用活動においては、求人広告を出したり説明会を開催したり、インターンを行うといった方法がありましたが、YouTubeをはじめとする動画コンテンツの急速な普及により、採用動画の需要が高まったのです。
採用サイトの動画には、具体的な仕事内容や経営者からのメッセージ以外にも、企業認知度の上昇を目的とした動画や採用コンセプトなどを伝える「企業認知動画」や、実際に働く社員や役員に対し、やりがいや会社内の雰囲気などを伝える「インタビュー動画」などがあります。
採用サイトに動画を取り入れるメリット
動画は画像よりも情報を多く伝えられることがメリットです。
採用サイトに動画を組み込むことで、採用業務が受けるメリットは少なくありません。
ここでは採用サイトに動画を加えるメリットについて、5つのポイントを解説します。
求職者の記憶に残りやすい
動画を使用することは、他社との差別化を図ったりサイトを訪れる求職者に印象を与えたりするための有効なコンテンツといえます。
文字や画像のみ使用している採用サイトは多いですが、文字や画像だけだとサイトを訪れた求職者に流し読みされてしまう可能性が高くなります。
一方で動画であると目に留まりやすいと同時に、文字や画像よりも動画の方が一度に多くの情報を与えることができるのです。
また他社とは違う自社の特徴やアピールしたいポイントを、伝えることもできます。
他社との差別要素を動画に盛り込むことで、サイトを訪れる求職者に会社を印象づけやすいでしょう。
企業の雰囲気をイメージしやすい
会社を訪れたことのない求職者にとって、「会社でどのように働くのか」、「社員の雰囲気はどういうものなのか」といった不安は少なくありません。
そこで、会社のオフィスや社員の働いている姿や会話などを情報量の多い動画にすれば、求職者に会社の雰囲気を伝えることができ、入社前の不安の払拭にもつながるでしょう。
動画を使用することで、会社の雰囲気をサイトを訪れる求職者に伝えることができ、会社の雰囲気をよりイメージしてもらいやすくなるのです。
採用工数・経費が削減できる
企業紹介や採用に関する情報を動画にすることで、採用活動にかかる工数や経費の削減が期待できます。
企業説明会を行う前に、事前に参加者には企業紹介や採用に関する動画を視聴してもらうことで、質問時間や説明時間の短縮につながるのです。
特に採用に関する情報の動画については、採用のフローや応募資格など、求職者によく聞かれる質問を盛り込むと、質問時間の短縮に効果的でしょう。
自社のイメージアップにつながる
自社の強みをアピールすることは、競合他社との比較・差別できるポイントになります。
例えば、自社の社会貢献の活動や自社が持つ最先端技術の工場の風景などを動画にすることで、サイトを訪れる求職者に自社の強みや社会貢献活動をリアリティーをもって伝えることができるのです。
自社の社会貢献事業や強みとなる技術などがある場合は、積極的に動画にし採用サイトに盛り込みましょう。
※あわせて読みたい
【採用サイトの必要性|作成すべき5つの理由と得られる5つのメリット】
採用サイトの動画活用事例の紹介
まず他社で採用サイトで動画がどのように活用されているのか、競合分析のためにも知っておくことが重要です。
ここでは、実際に採用サイトでどのように動画が活用されているのかイメージするためにも、採用使途の動画活用の事例を5つ紹介します。
株式会社ロフト
株式会社ロフトは、健康、文具、バラエティ、生活などの雑貨を取り扱う日本やタイで展開しているチェーンストア「ロフト」を運営している企業です。
株式会社ロフトの2023年度の新卒採用サイトでは、サイトを開いた最初の画面の最上部にYouTubeにアップロードされた動画が載せられています。
動画の内容は主に社員のインタビューとなっており、株式会社ロフトの各事業部の社員インタビューが含まれているのが特徴です。
また役員から現場の店長のインタビューも含まれており、会社全体の社員の声が盛り込まれています。
新卒で応募する学生が会社全体の社員の声を通して、企業の面白さや特徴が分かる動画になっているため、各事業部の社員から役員といったさまざまな社員のインタビューを載せたいと思う企業には参考となるでしょう。
株式会社タカラトミー
株式会社タカラトミーは日本の玩具メーカーです。
株式会社タカラトミーの新卒採用サイトでは、採用動画はサイト内の下部に「Movie」欄があり、企業理念を紹介する「コンセプトムービー」と社員紹介の2つの動画を掲載しています。
「コンセプトムービー」では人事担当の社員が最初に会社理念について紹介し、その他の社員も「会社でどのようなことを実現したいか」について語っているのが特徴です。
社員のインタビューを通して、社員が会社を通してどのような自己実現をしたいかアピールしたい動画を作成する場合には、参考になるでしょう。
ヤマハ株式会社
ヤマハ株式会社は、主に楽器から半導体、音響機器、スポーツ用品、自動車部品、ネットワーク機器の製造発売まで幅広い事業を展開する日本の企業です。
ヤマハ株式会社の新卒・第二新卒用の採用サイトでは、動画は採用サイト中央部に設置されており、ピックアップされた事業部の社員が各事業について紹介しています。
紹介動画は実際の事業風景がメインとなっており、補足で社員が想いや内容を紹介したり、海外に駐在している社員の活動を紹介したりしているのが特徴です。
実際の事業の活動内容を通して、会社の事業や理念を説明する動画を制作する場合には参考になるでしょう。
オムロン株式会社
オムロン株式会社は電子部品やヘルスケア製品から産業向け制御機器やシステムなどを取り扱う日本の電気機器メーカーです。
オムロン株式会社の採用サイトでは、サイト下部に設置された各種メニューの中に「動画ギャラリー」があり、その中に動画が8本あります。
動画の内容は主に創業者のメッセージと、未来志向型の企業の最新事業の紹介動画です。
特に科学技術系の企業で、これからの時代のための技術革新の取り組みをアピールしたい企業にとっては、参考になるサイトといえるでしょう。
USEN-NEXT GROUP
USEN-NEXT GROUPは、IoTプラットフォーム事業、音楽配信事業などを行う株式会社USEN、映像配信事業の株式会社U-NEXTや株式会社アルメックスなどを傘下に持つ日本の企業です。
USEN-NEXT GROUPの採用サイトでは、採用とサイト中央部に「Pick Up Contents」として、3つの動画があります。
動画は会社概要、自社事業と採用に関する情報を人事担当者が紹介する採用動画、会社CEOが求職者に向けたメッセージ動画の3つで、求職者目線の採用活動動画です。
「採用活動での就活イベントをスムーズにしたい」人事担当者の方にとっては参考になる採用サイトといえるでしょう。
《最新トレンド》参考にしたい採用サイトの動画
採用サイトに掲載する動画には、採用市場におけるさまざまなトレンドを押さえた動画が数多く存在します。
どのような動画があるのか、具体例と一緒にみていきましょう。
【インタラクティブ】を取り入れた採用サイト動画
インタラクティブ動画とは、動画内にクリップやタップできるボタンや要素を設置し、それらに視聴者が触れることで何らかのアクションを促す動画です。
インタラクティブ動画では、視聴者が自分の知りたい情報を選んで動画を視聴できることから、興味のある情報だけを集中して視聴できるため、動画視聴に疲れたり必要でない情報を視聴したりして応募意欲の低下を予防する効果が期待できます。
また動画内にサイトや説明会へのリンクを設置することで視聴者の行動を促し、コンバージョンを高められるため、一般的な動画よりもインタラクティブ動画の方が応募件数の増加が期待できるでしょう。
株式会社フォーイット
株式会社フォーイットは、アフィリエイト事業を主軸に、広告代理業やアプリケーション開発など、インターネット上でさまざまな事業を展開する企業です。
「関わる全ての『人』を幸せに」をテーマに、新入社員の失敗や苦労しているシーンから、誰に相談するかを選択する場面でインタラクティブ要素が出てきます。
ストーリー仕立ての動画のため、企業理念を学びながら見入る内容が特徴です。
MiL株式会社
MiL株式会社は、動画視聴データを分析しインタラクティブ部分の改善提案を含めたインタラクティブ動画制作事業を展開する企業です。
新米エンジニアの1日に焦点を当てて、すれ違うさまざまな人たちをクリックするとそのままインタビュー動画へ飛ぶ形式となっています。
【アニメーション】を取り入れた採用サイト動画
アニメーション動画は、文字やイラストを動かす形式の動画です。
アニメーション動画を活用すれば、実写では表現や撮影が不可能なインフララインの構図や企業コンセプト、無形商材などのサービスもアニメーションなら表現が可能になり、動画での表現の幅が広がります。
伝えにくいブランドイメージもアニメーション形式にすることで、視聴者にイメージを伝えやすくなるでしょう。
アニメーションのみの動画の場合、演者含めスタイリストや美術班などの人件費がかからないため、コストカットにもなります。
株式会社JEMS
株式会社JEMSは「ITで環境問題に挑む」をモットーに、廃棄物処理や食品ロスの画像認識や、廃棄物回収車の運行や回収状況の見える化など、リサイクルや再生可能エネルギーに関連したさまざまな事業を展開する企業です。
大まかな事業紹介や実績部分をアニメーション形式で紹介した後に実写でのインタビューにつなげた内容で、アニメーションを駆使してコンパクトに企業紹介をしているため、インタビューへの導入がスマートに仕上がっている点が視聴者への分かりやすさに活かされた動画となっています。
株式会社ミライト
株式会社ミライトはIT領域をメインに、通信インフラや災害用通信サービスなどの事業をてがけている企業です。
コミカルで印象的なナレーションとともにアニメーション形式で事業紹介をする内容で、手がげている事業内容が分かりやすく視聴者に伝わる工夫がされています。
【ドキュメンタリー】を取り入れた採用サイト動画
ドキュメンタリーとは実際にあった事件や記録を中心として、虚構を加えずに構成された映画・放送番組や文学作品を指す言葉で、採用動画では主に社員の1日に密着して仕事内容を紹介する内容がメインになります。
ドキュメンタリー動画を使えば、実際の現場で働く社員の様子や管理職の社員に密着した内容など、会社ごとの特色や採用サイトの目的に合わせた内容にできるため、採用サイトのイメージに合わせやすく内容も決めやすい点が魅力です。
ヤマハ株式会社
ヤマハ株式会社は音響機器やスポーツ用品、自動車部品など幅広い製造業を手がけている企業です。
楽器事業の商品企画グループに所属している社員にスポットを当て、実際にマーケティング戦略の仕事をしている様子をまとめた内容となっています。
課題解決のために有識者を呼んだり、海外で自社製品を使用しているユーザーに需要を聞き込みに行ったりするなど、仕事内容について深く切り込んだ内容が印象的です。
アクセンチュア・ジャパン
アクセンチュアはアイルランドに拠点を置くコンサルティング事業の会社で、日本においては大手企業の買収サポートやDX化支援などさまざまなコンサルティング事業を手がけています。
2人の社員に焦点を当てて、入社した経緯や今担っている仕事についての紹介を踏まえながら、実際に働いている様子をドキュメンタリー形式でまとめており、オフィスの様子や仕事の雰囲気などが分かりやすい内容です。
【ドローン】を取り入れた採用サイト動画
ドローンは無線操縦の航空機を指す言葉で、ラジコンヘリのようなタイプから軍用の無人船舶や無人航空機まで、さまざまなタイプが存在します。
近年、ドローンの使用は一般層にも流通するようになり、運送や農薬散布など幅広いシーンで活躍しているほか、採用動画は主に空撮でドローンが活用され、手軽にダイナミックな空撮が撮影できることから、大きな敷地を持つ企業が自社の空撮をする際にドローンを利用する場合が多いです。
株式会社ホンダカーズ東海
株式会社ホンダカーズ東海はHONDA系列のカーディーラーであり、自動車販売とメンテナンス事業以外にモータースポーツ活動も展開している企業です。
カーディーラーであることを活かし、ドローンを使用してた空撮映像では取り扱っている自動車が並ぶダイナミックな店舗の様子が採用動画に活かされています。
ホテル金波楼
ホテル金波楼は 兵庫県北部・日和山にある温泉旅館で、限られた場所にしか引かれていない「日和山温泉」を日本海を眺めながら楽しめる点が魅力の旅館です。
総支配人のインタビューの合間に挟まる旅館の映像でドローンでの撮影が活かされており、雲海の中でそびえる日和山や日本海から見たホテル金波楼の映像など、壮大な自然の映像が印象的な動画に仕上がっています。
【縦型動画】を取り入れた採用サイト動画
縦型動画とは、スマートフォンのような縦長のデバイスでの視聴に最適化された新しいタイプの動画です。
これまでの動画は、一般的にテレビやモニターなど横長のデバイスや環境で視聴するため横長の比率になっていましたが、横長の比率の動画はスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で視聴する際にデバイスを横向きに持ち替える手間がかかる点がデメリットでした。
デバイスを横向きに持ち替えるデメリットを解消したのが、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末全盛期の時代に特化した形式の、縦型動画です。
採用動画を縦型にすることで、スマートフォンで視聴した際に画面いっぱいに映像が映ることから訴求力が上がり、わざわざデバイスを持ち替えなくていいことから視聴中の途中離脱を防ぐといった効果が期待できます。
株式会社中西製作所
株式会社中西製作所は学校や病院、レストラン向けの業務用調理器具の販売、メンテナンス事業を展開する企業です。
20秒と短い動画ですが、自社社員の写真と共に明るく楽しい印象を与える構成となっている点が特徴で、画面いっぱいにメッセージが現れる演出はスマートフォンから視聴した際に印象的に映ります。
三和交通株式会社
三和交通株式会社は、神奈川県・東京都・埼玉県で事業を展開するタクシー会社です。
TikTok向けに動画投稿をしており、自社広告的な内容はほぼ含めず、一般的なTikTokユーザーのように、音楽に乗せてダンスをする動画がメインとなります。
10~30代が多く利用するTikTokの傾向に合わせた内容で、広告であることを感じさせにくく、若者層の共感を得やすい作りが特徴です。
採用サイトに使う動画の種類
採用サイトに動画を取り入れたいと思っている採用担当の方のなかかには「動画を入れたいが、どういった動画を入れてよいかわからない」、「どういった動画の種類があるのか知りたい」という疑問を持っている方もいるでしょう。
ここでは、採用サイトに使用する動画の種類を、5つ紹介します。
企業紹介
企業紹介は企業のアピールを目的とした動画です。
企業をアピールし、他社との差別化を図るためにも、企業紹介の動画にはこれまでの会社の歴史や歩み、今後の会社の方向性や進む方向などの内容を入れましょう。
また、自社のサービスや商材の強み、自社独自の福利厚生などを入れることで、視聴者に他社とは違う自社の強みをアピールすることが可能です。
社員インタビュー
社員インタビュー動画の目的は、実際に働く現場の社員の雰囲気や「どのような人が働いているのか」を伝えることです。
入社前の求職者には、「どんな人が働いているのだろう」、「どういった雰囲気や業務なのか」といった不安があります。
現場社員は求職者が将来ともに働く可能性のある社員となるため、現場社員のリアルな声を求職者に届けることで、入社前の不安の払拭につながるでしょう。
代表あいさつ
代表のあいさつ動画のメリットは、会社の経営理念や人柄が伝えられる点です。
求職者に会社の経営理念に共感してもらうことで、応募の増加も期待できます。
また、会社の顔でもある代表の人柄や雰囲気を伝えることで、「この人の下で働いてみたい」と求職者に思ってもらうことも、会社説明会イベント傘下の増加や応募の増加など採用に関して重要だといえるでしょう。
職場環境・オフィス紹介
入社前の求職者は業務内容と同様に、実際に働く環境にも注目しています。
長い時間を過ごす職場の環境が自分のニーズとマッチしていると、将来に働く姿をイメージしやすくなり、モチベーションの向上にもつながるのです。
福利厚生の一環として、オフィスのカフェや食堂、休憩スペースなどがあれば動画にして紹介するとよいでしょう。
オンライン説明動画
オンライン説明動画とは、一度行った企業説明会の様子を撮影した動画のことです。
オンライン説明動画を採用サイト内に取り入れることで、求職者は時間や場所を選ばずに好きなタイミングで動画を視聴でき、多くの求職者に企業説明をすることができます。
また、オンライン説明動画を企業説明会やイベントの前に視聴してもらうことで、求職者は事前に質問したい事項をまとめることもできるでしょう。
質問時間や説明時間の短縮にもつながり、採用活動の工数や経費の削減にもつながります。
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【必見!採用サイトに掲載すべき7つのコンテンツと4つの制作ステップ】
採用サイトの動画の制作方法
採用サイトに掲載する動画を制作する際、大きくわけて2つの方法から動画制作ができます。
どのような方法があるのか、詳しくみていきましょう。
制作会社に依頼する
映像制作のプロに採用動画の作成を依頼する方法です。
制作会社に自社情報と併せて「どのような視聴者をターゲットにしたいか」「どういった情報を伝えたいか」など、制作する映像の趣旨や目的を伝えることで大まかな動画の構成を作成します。
制作期間は約1カ月半ほどで、約30~70万ほどが費用の相場です。
自社で作成する
スマートフォンで手軽に動画撮影ができることと、フリーで使える動画編集ソフトがあることから、自社で採用動画を作成するという方法もあります。
制作会社に依頼するよりも安く制作でき、思い描いたイメージをそのまま動画に落とし込める点がメリットです。
しかし制作にかかる人的な負担がすべて自社にかかることと、自社に動画制作のノウハウがない場合に制作に時間がかかる点がデメリットとなります。
トルー
採用サイト作成ツールのトルーでは、採用サイト制作・運用に長けた担当者がサイト制作のサポートをしてくれます。
採用サイト制作の過程で抽出した自社の魅力や従業員へのインタビューの内容を、そのまま採用動画制作に活かせるでしょう。
採用サイトの動画の効果を高めるコツ
動画を作成し公開した後に「せっかく作る採用サイトの動画の効果を高めたい」「どういった内容を盛り込むべきなのか」と疑問を持つ採用担当者の方も少なくないでしょう。
ここでは、採用サイト内の動画の効果を上げるコツを3つ紹介します。
他社にはない自社の魅力を発信する
他社にはない自社の強みを発信することは、自社の魅力を求職者に伝える上で重要です。
例えば、「他社にはない特許がある」「独自の福利厚生がある」など、競合他社と比較して差別化できるポイントは、忘れずに動画に盛り込みましょう。
競業他社の採用サイトの動画を調べる
他社も採用サイトの動画はさまざまな会社が作成しています。
視聴する求職者に自社ならではの魅力や良さが伝わるよう、他社が掲載している採用サイトの動画を調査・分析し、自社の動画作成に活かしましょう。
例えば、勤務時間でフレックスタイム制があるかどうかや、働くオフィスの設備の充実さなど、他社にはない自社の魅力を動画に盛り込むのがおすすめです。
動画を観る求職者の視点を持つ
採用サイト用の動画制作で必ず意識しなければならないのが、自分目線になりすぎないことです。
視聴者を飽きさせないためにも、動画は1シーンを短めにしたり、映像の明るさも明るすぎず暗くないようにしたりすることも大切になります。
また「初めて見る人にも内容が伝わるかどうか」も意識しないと、自社の魅力を十分に伝えることはできません。
例えば、自社内で使われている専門用語を使用しすぎると、見る人に内容が伝わりにくい可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
採用サイト内に動画を設置することで、採用活動の効率化が期待できます。
動画は文字や画像よりも情報量が多く、リアリティーをもって伝えられるため、自社の魅力や雰囲気を求職者に発信するには有効な手段だといえます。
効果的な動画を制作するためにも、動画を作成する際には、この記事で紹介した企画から動画公開までの手順を基にして行い、採用活動をより効果的にするヒントにしましょう。
採用活動をより効果的にしたいなら、トルーがおすすめです。
トルーでは自社の特徴や先輩インタビューなど、求職者に魅力ある採用サイトを作成できます。
採用コストを抑えて、応募者が増えたという実績があり、採用にお困りの会社様はぜひご検討ください。