リクルーティングコラム
採用戦線が激化している近年、新しい採用方法のひとつとして「採用サイト」を取り入れる企業が増えています。
「採用サイトってどのようなもの?」
「なぜ注目されているの?」
「自社は採用サイトを作成すべき?」
このような疑問にお答えするため、多くの企業の採用サイト作成に携わっていきた私たちが、「採用サイトとは?」という疑問から、採用サイトで解決できる採用課題まで、丁寧に分かりやすくお伝えします。
この記事をよく読んで、採用サイトへの理解を深めてくださいね。
採用サイトの定義と導入企業が増えている理由
まずは、採用サイトについて確認しましょう。
採用サイトとは
採用サイト(リクルートサイト)は、企業サイト(コーポレートサイト)とは別の「採用を目的としたサイト」のことです。
企業サイトと採用サイトの違いをまとめていますので、確認してください。
《採用サイトと企業サイトの違い》
採用サイト | 企業サイト | |
ターゲット | 求職者 | 取引先、顧客、株主など |
目的 | ・採用活動の成功 ・求職者に自社の魅力を伝える |
・企業全体のブランディング(企業価値を高めること) ・企業について知ってもらう |
内容 | 企業の魅力や採用に関する情報 (例) ・具体的な事業や仕事の内容 ・採用における企業の考えやメッセージ 等 |
企業全体に関わる情報 (例) ・会社案内や会社の歴史 ・サービス案内 ・代表あいさつ ・IR情報 ・お問い合わせ 等 |
上記の表のように、企業サイトと採用サイトでは伝えたい目的や内容が異なります。
欲しい人材を採用したい企業と、応募する企業を吟味したい求職者の双方にとってメリットがあるため、多くの企業が採用サイトを取り入れるようになったのです。
※詳しくはこちら【ダイレクトリクルーティングの成功に必要不可欠!カギは「採用サイト」にあり!】
採用活動に採用サイトを導入する企業が増えている理由
続いて、採用サイトを活用して採用活動を行う企業が増えている理由を、企業の希望別にみていきましょう。
1)自社のことを十分に知ってから応募してほしい、求める人材にマッチした人からの応募がほしい
採用サイトを使えば、求める人物像や具体的な仕事内容を打ち出すことができるから
2)他社と差別化したい、「自社で働きたい!」といった意欲の高い人からの応募が欲しい
採用サイトを使えば、自社の魅力や強みを伝えられるから
3)効率よく人材を採用したい、コストを抑えたい
求人媒体や人材紹介会社など第三者に頼ることなく、採用サイトを使えば自社で募集から面接、採用が行えるから
コストを押さえながらより効率的に採用活動を成功させたい企業が、積極的に採用サイトを導入しているのですね。
採用サイトに掲載すべき7つの項目と差別化ポイント
ここからは、サイトに掲載すべき7つの項目と差別化ポイントを確認しましょう。
【1】実際に働いている社員からのメッセージ
【2】会社代表からのメッセージ
【3】会社概要
【4】福利厚生や待遇
【5】教育制度やキャリアステップイメージ
【6】募集要項
【7】選考フロー
《要チェック!3つの差別化ポイント》
採用サイトを持っている企業の多くは、前の項で紹介した7つ項目を全て掲載しています。
そのため、求職者に自社を選んでもらうためには、他社にはない自社の魅力を発信したり、他社が取り入れていない、他社と明確に差別化できるコンテンツが必要不可欠です。
ここでは、他社と差別化する3つのポイントを紹介します。
【ポイント1】SNSの活用
多くの企業が自社が運営するSNSに採用サイトをリンクさせ、企業のイベント情報や採用に関する新着情報をSNSアカウントから拡散するなどして活用します。
SNSを活用した採用活動は、求職者に最新の情報を伝えたり、繋がりを深める効果があるため、上手に活用すると良いでしょう。
【ポイント2】動画の活用
動画は、実際の社内の様子や働く社員の様子など、文章だけでは伝えきれない多くの情報をわかりやすく伝えることができます。
また、動画にすることでオリジナリティを出すことができるので、積極的に活用しましょう。
【ポイント3】Web説明会やWeb面接の実施
企業説明会や面接を開催する場合、求職者に会場まできてもらわなければなりません。そのため、費用や時間の関係で参加を断念するケースや、日程調整がうまくいかないといった事態が起こりがちです。
また、先に内定の出た会社ヘ入社を決めてしまうなど、応募や入社の機会損失につながる恐れもあります。
インターネット上で説明会や面接を行うことで、会場までの距離が近い遠いに関わらず参加できる求職者を増やし、人材の他社への流出を予防することができます。
※詳しくはこちら【《採用サイト作成のコツ》他社と差別化する3つポイントと参考にしたいサイト】
【お悩み解決】採用サイトで解決できる3つの課題
ここまで、採用サイトの定義や他社と差別化できるポイントについてお話ししてきました。
最後に、多くの企業が抱える課題と、採用サイトが解決できる理由をまとめていますので、採用サイトを使った採用活動の参考にしてくださいね。
◆課題1「求める人材からの応募がこない」
【採用担当者の抱える課題】
求人サイトや人材紹介会社などを利用し採用活動を行っていますが、自社の求める人物像にマッチした人材からの応募がありません。
【採用サイトで解決できる理由】
自社がどういう会社なのか、どういう人物を求めているのかを明確に打ち出すことが大切です。
採用サイトにはこれらの情報を掲載することができ、求人や求める人物像について最も理解している採用担当者が自分で作成することが可能なため、求める人材からの応募を増やし、マッチしない求職者からの応募を抑えることができます。
【使えるコンテンツ例】
・キャッチコピー
・スキル、思考性
・経験など求める人物像の具体例
・求める人材に近い社員のインタビューなど
◆課題2「企業と応募者のミスマッチによる離職が多い」
【採用担当者の抱える課題】
入社後に「このような条件とは聞いていない」「こういう仕事内容とは知らなかった」などのミスマッチが起こり、離職してしまう人が多くいます。
【採用サイトが解決できる理由】
求人票を作成する段階から、自社のビジョンや実際の業務内容、社内や社員の雰囲気、待遇などについてしっかりと伝えることが大切です。
採用サイトでは上記の内容を記載できるコンテンツが豊富に用意されているため、「聞いていない」「知らなかった」という理由での離職を防ぐことができます。
【使えるコンテンツ例】
・企業理念
・写真や動画を使った実際の仕事内容や社内の雰囲気を伝える項目
・社員インタビュー
・福利厚生など
◆課題3「求人サイトや人材紹介会社を通して募集をかけているが、思ったような成果が出ていない」
【採用担当者の抱える課題】
求人サイトや人材紹介会社などを利用しています。コストはそれなりにかかっているのですが、ここ数年は特に採用状況が厳しくなってきたため、希望する成果を出すことができません。
【採用サイトが解決できる理由】
近年の転職市場は、労働人口の減少に伴い有効求人倍率が増加するなど、売り手市場になっています。他の企業の求人に埋もれてしまわないためにも、自社の魅力や強みを発信し、求職者に自社を知ってもらい、「応募したい」「働きたい」と思ってもらうことが大切です。
採用サイトにはテキスト・写真・動画をはじめとした多くの情報を掲載することが可能なため、求職者に興味を持ってもらえ、応募率や志望度をあげることができます。
【使えるコンテンツ例】
・ファーストビュー(キャッチコピー、トップ写真)
・企業理念
・社員インタビュー
・社内の雰囲気
・実際の仕事内容
・キャリアステップ
・SNSなどを使った最新の情報発信など
まとめ
採用サイトの目的は、応募者に自社のことを詳しく知ってもらい、求める人物像にマッチする人材から応募してもらうことです。
他社と差別化し、自社の求める人物を採用するためには、採用サイトは必要不可欠だといえるでしょう。
思うように採用活動が進んでいないなど、採用に悩んでいるのであれば、採用サイトの導入を検討してみてくださいね。
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※この記事は、2020年2月現在の情報を元に作成しております。