リクルーティングコラム
Indeedには無料で求人広告を載せることができますが、広告の閲覧数が伸びずに頭を抱える人も多いでしょう。
そこで、この記事ではIndeedに掲載した求人広告の閲覧数をアップさせる方法について紹介していきます。
このコラムの目次
Indeedの基本と選ばれる理由
Indeedとは何なのか、選ばれている理由についてみていきましょう。
Indeedとは
Indeedとは、世界的に知られている求人特化型の検索エンジンのことです。
60以上の国と地域、28以上の言語でサービスを展開しており、全世界で毎月2億人以上の人が利用しているといわれています。
日本国内でもテレビCMや交通広告などで目にする機会が多いので、すでに知っている人も多いのではないでしょうか。
アメリカでは職探しをする人の約半数以上がIndeedを利用して求職活動を行っていると言われるほど、Indeedは世界でもっとも注目されている求人メディアなのです。
Indeedが選ばれる理由
それでは、なぜこれほど多くの人が求職にIndeedを利用しているのでしょうか。
その答えは、使いやすいシンプルなデザインと、需要の高い求人情報を効率よく見つけ出すシステムにあります。
◆使いやすいシンプルなデザイン
Indeedのホームページを開くと、キーワードと勤務地を入力して検索をかけるだけという非常にシンプルなデザインになっています。
そのわかりやすさが、世界中の人に受け入れられてきた理由のひとつとなっているのです。
◆需要の高い求人情報を効率よく見つけ出すシステム
また、Indeedではサイトを構築するのに機械学習を存分に活用しています。
機械学習とは、人工知能に膨大なデータを与えることで人間同様に学習させるという技術のことです。
Indeedでは、検索をかけた地域で需要が高い求人を上位に表示させるために、この機械学習を活用しています。
Indeedのシステムを簡単に説明すると、たとえば、求職中の人がある地域名を入力して検索をかけたとき、最初は地域周辺の求人がランダムに表示されるとしましょう。
そのなかで、実際にクリックされた数が多かったエリアを人工知能が学習し、つぎの検索のときにはそのエリアの求人情報をより上位に表示させるよう働きます。
これを無限に繰り返すことで、それぞれの求人情報はその需要に応じた順番で表示されるようになります。
このように、機械学習を活用することで、世界中から集めた膨大な数の求人情報を人間が調べるよりもはるかに効率よく整理しているのです。
こうした理由から、Indeedは世界最大の求人特化型検索エンジンとして多くの人に利用されているのです。
Indeedに求人を掲載する方法とメリット
実際にIndeedに求人を掲載するにはどのような方法があるのでしょうか。
メリットも踏まえてお話します。
Indeedに求人広告を掲載する方法
Indeedに求人広告を掲載する場合、主に2つの方法があります。
2)代理店に依頼する
独自に求人広告を出す場合、比較的リーズナブルに広告を出すことができますが、あまり効果が上がらない可能性もあります。
有料で広告を出したとしても、Indeedのシステムや利用者の心理を理解していなければ、応募につなげるのは難しいでしょう。
また、Indeedに備わっている分析機能を十分に活かすことも重要です。
しかし、何も知らない状態からそれらの機能を使いこなせるようになるまでには多くの手間と時間を要します。
その点、代理店を利用すると以下のようなメリットがあります。
メリット1:採用担当者の手間と時間が節約できる
広告を掲載するために必要な複雑な手続きを自分で行う必要がないため、そのぶんを他の仕事に回すこともできる。
代理店ならではの求人のノウハウを駆使して広告を出してくれるため、結果として採用単価が安くなるケースも多い。
実際に、Indeedでの広告を代理店に依頼することで、年間2~3件だった応募が1日1件ペースに上がったという例もあります。
このように、代理店を利用すれば手数料を差し引いても採用単価が安く抑えられる可能性があるのです。
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Indeedに求人を掲載するメリット
Indeedに求人を掲載することには多くのメリットがあります。
【メリット1】多くの求職者から求人を見てもらえる
まず、紙媒体で求人広告を見る方法としては新聞や求人情報誌などがありますが、日本では紙面で求人広告を見る人があまり多くありません。
その理由としては、ネット媒体のほうがはるかに多く求人情報を扱っていることが考えられるでしょう。
また、キーワードで検索できるので自分の求める求人情報が探しやすいということも理由としてあげられます。
そのため、Indeedなどを利用してネットに求人広告を掲載するほうが効率的といえるのです。
【メリット2】若い世代の求職者からの応募が見込める
Indeedは老若男女を問わず多くの人に利用されていますが、特に20代~30代の人がよく利用している求人メディアです。
つまり、若くて将来性のある人材が見つかりやすいというメリットがあります。
Indeedはスマートフォンからの利用にも適しているので、スマートフォンに慣れ親しんだ世代が気軽に利用しているということでしょう。
【メリット3】自社のニーズに合わせ、有料・無料からプランを選ぶことができる
また、Indeedに求人広告を掲載するときは、有料と無料のどちらかのプランを選ぶことができます。
求人広告に予算を割けないということであれば、とりあえず無料で広告を掲載してもらうということもできるのです。
有料のプランを選んだ場合も、広告費の予算を立てやすいというメリットがあります。
Indeedでは、利用者が応募ページへのリンクをクリックするたびに料金が発生する、CPCという課金方式を採用しています。
たとえば、広告費用が月額制か、あるいは広告が1000回閲覧されるたびに料金が発生するCPMだったとしましょう。
そうすると、利用者が応募ページを訪れなくても料金は発生するので、費用だけがかさんで結果につながらないおそれがあります。
一方、CPCでは利用者が実際にアクションを起こさなければ料金が発生しないため、広告費用に見合った結果を得られる可能性が高いのです。
このように、Indeedの有料プランでは高い費用対効果を期待することができるでしょう。
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・インディードに求人掲載するには|掲載方法と応募数アップのポイント
Indeedの閲覧数を確認する方法と知っておきたい応募の平均値
Indeedに掲載された求人情報がどれぐらいの人に見られたかを確認する方法と、応募率やクリック率といった応募に関わるさまざまな数値の平均値についてみていきましょう。
求人の閲覧数やクリック率の平均値をみながら、自社求人を改善する際の参考にしてください。
Indeedの閲覧数を確認する方法
Indeedに掲載された求人の閲覧数は、Indeedのマイページにある「ダッシュボード」から確認可能です。
Indeedにログインして、画面右上にある「アナリティクス」をクリックすると、各種アナリティクスを確認できます。
ダッシュボードではIndeedへ掲載した求人に対する閲覧数をはじめ、Indeedのユーザーに表示された回数やコストパフォーマンスといったデータが確認できるため、現状把握や効果改善に役立つでしょう。
Indeedの閲覧数の平均
自社の求人がどれほどのユーザーに見られているかの数値が「閲覧数」です。
しかし求人の閲覧数は有料掲載か無料掲載かによっても大きく左右されるため、一概に平均値で判断することはできません。
掲載した求人の職種や応募地域、雇用形態によっても閲覧数は変わるため、Indeedの閲覧数の平均は一概には言えないのです。
Indeedの応募率の平均
自社の求人を閲覧したユーザーが、どれくらいの割合で応募したかの数値が「応募率」になります。
求人の応募率を確認するには、アナリティクスの「概要」から「求人への関心度」へ飛ぶことで確認可能です。
Indeedの全国・全職種の平均応募率は0.5%で、約200人に1人の割合で応募している計算になります。
この値を下回る場合、考えられる要因は以下の2つが考えられます。
・求職者が応募に踏み込むための情報やきっかけになるコンテンツが足りない
求人の条件を見直してエリア平均よりも高い給与や条件を設定しなおしたり、タイトルや画像などで求職者を惹きつけるような内容に変更したりすることで、改善が期待できるでしょう。
参考:【解説】Indeed(インディード)の効果を上げる5つのポイントと対策
Indeedのクリック率(CTR)の平均
自社求人がIndeedのユーザーに表示された際、どれほどの割合でクリックされているかの数値が「クリック率(CTR)」です。
Indeedの推奨するクリック率は3〜5%とされています。
これよりもクリック率が高いものの応募に至っていない場合は、自社が狙っているユーザー以外にも表示されてしまい、応募につながらないユーザーがクリックしている可能性があるでしょう。
クリック率が低い場合は、タイトルや写真などを見直してユーザーがクリックしたくなる求人票となるよう改善が必要です。
自社が狙ったユーザーにクリックしてもらえるように、クリック率を調整することがポイントとなります。
参考:【解説】Indeed(インディード)の効果を上げる5つのポイントと対策
Indeedの閲覧数を上げる方法5選
Indeedに投稿した求人の閲覧数を上げるには、どのような方法があるのでしょうか。
閲覧数を上げる効果的な方法の中から、5つ紹介します。
(1)検索キーワードを入れる
「未経験」「30代」のように、ユーザーが多く検索するキーワードを求人内の仕事内容部分に盛り込むことで検索にヒットする確率を上げることが可能です。
他にも、キャリアアップを目指している求職者なら「年収600万以上」や「管理職」、女性の場合は「育休完備」や「残業なし」などがキーワードとして考えられます。
Indeedのユーザーがどのような検索ワードを使っているかを調べ、自社求人に盛り込みましょう。
(2)タイトルを工夫する
Indeedのユーザーには「企画・制作職/新聞・印刷業界」のようなタイトルで求人情報が表示されます。
掲載した求人のタイトルに工夫を凝らすことも、閲覧数アップにつながる方法です。
例えば、単純に職種を記載するのではなく「コピー機」の「営業職」のように、仕事のカテゴリや場所と職種名のように記載した方が、ユーザーから見てどういう内容か分かりやすくなり、ユーザーが求人を閲覧する可能性を高めることができます。
・営業 正社員
・コールセンター
・金融関係のコールセンター
・コピー機などOA機器の営業社員
自社の求人がどのような内容かを分析し、業界用語ではなく一般人にもイメージしやすい単語を選定することがポイントです。
(3)求人内容を具体的に記載する
求人内容を具体的に記載し、どのような仕事かをユーザーがイメージしやすくすることも、ポイントのひとつです。
自社が求める人材に応募してもらうために、1日の仕事の流れや仕事の裁量などの業務内容を具体的に記載し、福利厚生ややりがいに感じるポイントといった自社のアピールポイントがあれば内容に盛り込みましょう。
就業エリアや給与、福利厚生などに加えて、1日の仕事の流れや大まかな組織の構成を記載しておくと、求職者が自社で働くイメージがしやすくなります。
(4)有料掲載をする
Indeedには無料で利用できるオーガニック求人と有料掲載にあたるスポンサー求人の2種類があります。
スポンサー求人はIndeedの検索結果画面の中で目に留まりやすい位置に表示されるため、オーガニック求人と比較して閲覧数の増加が期待できるでしょう。
スポンサー求人はクリック数に応じて費用がかかるクリック課金制のため、無駄な費用が発生しにくく、効率的に運用できる仕組みです。
(5)代理店に依頼する
Indeedでの求人運用を代理店に任せることも、閲覧数アップにつながる方法です。
Indeedの代理店は、今まで培ってきたIndeedの求人広告運用についての知識とノウハウがあり、自社内で運用するよりも効率よく運用できます。
加えて掲載求人の運用や出稿の手間も減らせるため、面接や応募者管理などの採用活動に注力できるメリットもあるのです。
※詳しくは【Indeed広告を代理店に任せてみよう!選び方を徹底解説】をご覧ください。
まとめ
Indeedの閲覧数を上げる方法はさまざまで、一概にどの方法がベストなのかは会社によって異なります。
自社求人の問題点がどこかを分析し、どの方法が適しているかを把握することがポイントです。
この記事を参考に、自社求人の閲覧数アップを目指しましょう。
閲覧数を上げるためにはさまざまな工夫や調整をする以外にも、結果を振り替えり効果ができるよう改善が必要です。
トルーなら、
「求人広告のノウハウに精通しているため、自力で広告を出すよりも閲覧数が上がる」
「人気の検索キーワードをバランスよく盛り込んだ、魅力的な原稿を作成してくれる」
といったメリットがあります。
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※この記事は2022年6月の情報を元に作成しています。