Indeedキャンペーンの設定方法と効果が出る3つの作成ポイント
更新日:2020.12.4
公開日:2020.10.23
カテゴリ:リクルーティングコラム 採用お役立ち情報
更新日:2020.12.4
公開日:2020.10.23
カテゴリ:リクルーティングコラム 採用お役立ち情報
indeedの有料掲載で広告を配信し運用する上で必ず必要となる「キャンペーン」の設定。
キャンペーンを設定し運用していると、1個のキャンペーンで複数の内容を運用していたり、職種や地域など似たようなキャンペーンが増えていたりすることはありませんか?
indeedを自社で運用している人たちの中には「キャンペーンの設定方法は合っているのかな?」「どうしたら良いかよくわからない‥」という方も多いと聞きます。
こうした疑問にお答えするため、indeedの運用のプロである私たちがキャンペーンの分け方や設定方法、効果を出すためのポイントまで詳しくお話しします。
この記事をよく読んで、自社のキャンペーン設定の改善に活かしてくださいね。
このコラムの目次
まずはindeedのキャンペーンと設定することでできることについて見ていきましょう。
indeedのキャンペーンとは、求人を配信する際のグループ分けのようなもので、広告を管理・運用する際に大変重要となるものです。
indeedで広告を作成し有料掲載で求人広告を配信するためには、少なくとも1つはキャンペーンを設定しなければなりません。
キャンペーンは一度設定したら終わりではなく、効果が出るまでキャンペーンの設定を変更したり、複数ある場合はキャンペーンに含まれる広告を追加・削除したりする必要があります。
商品やサービスの種類ごとにキャンペーンを作成することができるため、アカウント内を整理することができます。
また、キャンペーンを上手に分けることによって、
・キャンペーン毎に日額予算の設定を変更できる
・求人ごとにクリック単価を上げる、または一旦配信停止するなど、求人の種類によって予算のかけ方を変更できる
などの細かい設定でき、運用管理がしやすくなります。
目的に合ったキャンペーンを作成するためには、次項で説明するキャンペーンの分け方と設定方法をマスターする必要があります。
自社の採用目的に合ったキャンペーンごとに分けて作成し、運用しやすい環境を作りましょう。
※あわせて読みたい・インディードの求人掲載料金|有料掲載の仕組みと他求人媒体との違い
キャンペーンを理解したところで、ここからはキャンペーンの分け方とその設定方法をお話しします。
indeedのキャンペーンの分け方には様々な方法がありますが、代表的な分け方について紹介していきます。
キャンペーンは、「職種別」「地域別」「雇用形態」「注力案件」というように、カテゴリーを分ける方法が効果的です。
できるだけグループが混在しないように分けることが運用のしやすさのコツです。
例えば、下記のように作成していくと良いでしょう。
職種別 | 「営業」と「事務」などで、それぞれキャンペーンを作成 |
地域別 | 「東京」と「神奈川」などで、それぞれキャンペーンを作成 |
雇用形態 | 「正社員」と「パート・アルバイト」などで、それぞれキャンペーンを作成 |
注力案件 | 募集している中で特に注力したい場所や、特別何かしたいものを集めたキャンペーンを作成 |
お金を消費している求人だけ単価を下げたい場合 | 無駄クリックを集めている求人だけのキャンペーンを作成 |
上記のようにキャンペーンを設定することで、管理がしやすいだけでなくキャンペーン内の求人のクリック数や応募率など、どのような結果になっているのかも確認しやすくなります。
無駄を省くには、応募がないのにクリックだけ集まってしまうようなキャンペーンを作らないことが大切です。
応募がないのにクリックだけ集まってしまう求人がある場合は、上記の表のように無駄クリックを集めている求人だけを各キャンペーンから集めて一つのキャンペーンとして運用してみましょう。
そうすることでクリック単価を一括管理でき、広告費だけでなく運用の手間を減らすこともできます。
では実際に、indeedのキャンペーンはどのように設定をすればいいのでしょうか。
indeedでキャンペーンを設定する方法は、まずindeedの管理画面の「広告キャンペーン」から「スポンサー求人キャンペーンを追加」をクリックし、キャンペーンを追加します。
次にキャンペーンの内容を設定します。
例えば、地域別の東京の求人を集めたキャンペーンを実施する場合は、画面のプルタブにて「地域別」の「東京」を選択する、など管理しやすいように設定しましょう。
ここで注意しておきたいことは、”キーワードに「-exactcounty:JP」を必ず入れること”です。
そうすることで、クローリングで勤務地として日本案件が含まれてしまった際に、過剰課金となることを防ぎます。
キャンペーンの設定は選択式になっていたり、記載する場所がわかりやすく表きされているため、慣れていない人でも間違えずに簡単に設定できます。
indeedの広告管理画面では、異なる条件で作成した複数のキャンペーンを管理できます。
日々刻々と集客数yた応募数、応募率は変化するため、キャンペーンごとの効果を把握しながら入札や予算調整を行う必要があります。
このキャンペーンの設定をどのようにしていくかが、広告効果を左右します。
また、キャンペーンの作り方次第で運用管理のしやすさが変化しますので、管理が大変な場合はキャンペーン項目を一度見直した方が良いでしょう。
具体的にキャンペーンの設定では主に下記の3つの設定を行っていきます。
キャンペーンで利用する広告予算の上限額を設定しますが、上限の単位は日次、もしくは月次での設定が可能です。
キャンペーンごとの効果を管理画面で確認して、効果の良いキャンペーンでは予算上限を緩和し、より多くの広告予算を割けるようにしておくことが重要です。
一方で、効果の悪いキャンペーンでは予算上限を低く設定し、無駄な広告費を抑えることも重要です。
入札方法は「自動調整」と「手動調整」の2つから選択できます。
「自動調整」はその名のとおり、設定された予算の範囲内でシステムがクリック単価を自動的に最適化してくれます。
「手動調整」は入札金額を自分で設定し、その入札金額に応じて広告の露出が増えたり減ったりします。
予算と同様に、キャンペーンごとの広告効果の良し悪しや、競合企業の入札状況なども意識して入札金額を設定する必要があります。
より細かく配信コントロールを行って行きたい場合や、または効果の良し悪しとは関係なく配信の強弱をコントロールしたい場合もあるでしょう。
そういうときは「クリック単価(CPC)入札」を選択し、広告戦略に応じた入札調整をすることをおすすめします。
※あわせて読みたい・Indeed運用で必須!クリック単価とは?その定義や仕組みを解説
登録した求人情報が1万件と膨大にある場合は、キャンペーンの設定画面で、勤務地・職種・会社名・その他キーワードなどの条件を設定します。
それにより、該当のキャンペーンで対象にする求人を選ぶことができます。
例えば、東京都、神奈川件、埼玉県など都道府県ごとにキャンペーンを作成して、予算管理および入札額の決定を行います。
また、営業職、事務職、システムエンジニアなどの職種ごとにキャンペーンを作成する場合もあります。
効果の良し悪しや、広告の戦略に応じて、どのような情報(都道府県、職種、業種、その他条件など)をもとにして各キャンペーンで管理する求人を選択していくのかを決定するとよいでしょう。
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ここまでお話ししたキャンペーンの設定を行っても「集客できない」「コストが削減できない」ということもあります。
これらの原因の多くは効果改善の運用を行っていない可能性が高いです。
indeedでは、はじめに作成したキャンペーン設定で効果が現れることは本当に稀なことです。
設定を見直したりキャンペーンを再作成したりを繰り返しながら改善効果を行うことで、初めてindeedは最大の価値を発揮します。
蓄積したノウハウから最強の求人原稿を作成することができれば、求人の集客に加えて必然的にクリック単価も下がり、さらにコストの削減にも繋がるのです。
最後に、自社の採用を成功に導くためのキャンペーン作成のポイントを3つお話しします。
indeedを活用している人であれば、キャンペーンごとに効果を出したいと思うはずです。
効果を出すためには、リスティング広告のようにユーザーを絞り込む「ターゲティング」が効果的なのでは?と感じる方もいるのではないでしょうか。
GoogleやYahoo!などのリスティング広告であれば、ターゲティング設定としてキーワードを登録できますが、indeed広告で登録できるのは求人情報のみです。
さらにindeed広告では、どのようなキーワードで求人を表示するのかを実際に記載してある求人情報から読み取り、自動で表示させる仕組みとなっているため「ターゲティング」できないのです。
ただし、indeedではキャンペーンの設定次第で「ターゲティングを行った配信に近い掲載」が可能です。
効果を出すにはこの設定が非常に重要ですので、下記の3つのポイントを確認してくださいね。
どこに配信するのか、どこで採用したいか等、求人情報に地域を記載します。
indeedを利用する多くのユーザーは地名を入れて検索しますので、これは必須です。
どの職種で採用するか、勤務体系はどうか等の情報を盛り込む必要があります。
雇用形態 | 正社員なのか、非正規雇用・アルバイト採用なのかを記載する |
職務内容 | 営業職・事務職などの区分けをする |
勤務時間 | 日勤・夜勤もあるのかを記載する |
給与 | 月給制なのか時給制なのか、残業手当・賞与はあるのか、などを記載する |
休暇日 | 週休二日制・完全週休二日制・お盆・年末年始休暇はあるのか、などを記載する |
実際に働いた時にどのような条件になるのかを記載する部分になりますので、できるだけ具体的に記載した方が応募数も増加します。
ユーザーのニーズに合った求人を表示させるには、募集要項に必要な情報を盛り込む必要があります。
採用側と求職者側の擦り合わせのポイントになるので重要な部分です。
詳細に書けば希望のキーワードで表示されるという保証はありませんが、自社の求人情報をどのキーワードで表示させたいかによって書き方なども変わるため、事前に記載方法を決めておくといいでしょう。
まずはどのキーワードで表示させたいのかを大まかに決めておくと、狙ったターゲットに届く求人票を作成することができますよ。
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indeed広告でのターゲティング設定ができない以上、どこまで求人情報にこだわるかという部分は成果を出すために非常に重要です。
indeedのアルゴリズムにマッチするように求人内にキーワードを盛り込むなども大切ですが一番大事なのはユーザー視点で求人を考えることです。
応募してくれるユーザーに対して求人が魅力的ではない場合、クリックされても応募まで至らない可能性があります。
費用を抑えて良い人材を採用するためにも、ユーザーにとって「分かりやすく魅力的」な求人を作りを心掛けましょう。
※あわせて読みたい・インディードに求人掲載するには|掲載方法と応募数アップのポイント
ここまでindeedのキャンペーンの作成方法を説明しました。
>しっかりとキャンペーン設定を行うことはindeedの運用が楽になるだけでなく、早い段階で効果を出すことにも繋がります。
しかし運用をしてみないことには、「期待するような効果が出るのか」「効果が出るまでどのくらいかかるのか」といったことは分からないというのも事実です。
もしindeed広告をやってみたけど成果が悪いという場合は、ぜひ一度代理店に任せるという方法を検討してみては?
今までかかっていた手間と時間を節約でき、効率的かもしれませんよ。
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