リクルーティングコラム
自社にあった人材を確保するための手段である「採用サイト」。
採用サイトの制作を依頼するのにはどこの制作会社がいいのでしょうか?
また、制作会社に依頼するために必要な事前準備も知っておくと安心です。
この記事では、採用サイトの制作の情報やその他の作り方から事前に必要な準備まで詳しく紹介していきます。
このコラムの目次
採用サイト2つの制作方法
採用サイトを制作する方法は大きく分けて2種類あります。
1つ目は制作会社に依頼して採用サイトを制作する方法、2つ目はCMSを用いた採用サイトの作成方法です。
後者はあまり聞き馴染みがないのではないでしょうか。まずは、この2つの制作方法を詳しくお話しします。
制作会社に依頼して採用サイトを作成する方法
まずは、制作会社に依頼して採用サイトを作成する方法について説明します。
一般的な制作方法の流れは、制作会社に採用サイト制作の依頼をし、採用課題や求める人材、予算に応じてについてなどを話し合い、サイトを作りあげます。
制作会社は、「採用サイト制作」という手段で企業の採用活動の課題解決をしてくれます。
CMSの仕組みとCMSを用いた採用サイトの作成方法
CMSは「webサイトを簡単に作れるシステム」
CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の頭文字をとった略称のことです。
Web制作と聞くと、「専門の知識が必要なのではないかと心配になりますよね。
しかしCMSはWeb制作に必要な専門知識が無くても、Webサイトやコンテンツを管理、更新、構築できます。
通常のWeb制作ではCSS(デザインやレイアウトを決める際に必要な言語)、HTML(文章構造を指定するための専門言語)など、専門的な知識や技術が必要となります。
知識や経験が浅い、もしくは未経験だと、知識と技術を獲得するための時間や費用が膨大になりますよね。
しかし、CMSは専門知識が無くてもWebブラウザ上で直接テキストを記入することができ、画像を挿入し、アップロードすることが可能です。
専門言語から学び始める必要がないので、経験が無くてもWebサイトを作成することができるのです。
CMSを用いた採用サイトの作成方法
では、CMSで採用サイトを作成するにはどうしたらいいのでしょうか。
実は制作にあたって、必要となる工程はそれほど多くありません。
まず初めに、採用サイトの制作ができるCMSやパッケージを探し、選定します。
そしてそのツールをダウンロードし、必要な項目を選択、または記入していくだけです。
Webブラウザ上で直接テキストを入力したり、画像をアップロードしたいりするだけで、様々なパターンのサイトを構築することが可能となります。
会社によっても違いますが、数万円から作成できるものもあり、コストを抑えることが可能です。
CMSによって値段や機能が違うので自社にあったものを選定すると良いでしょう。
※あわせて読みたい
・採用サイト2つの制作方法とは|おすすめの制作会社と制作ツール6選
おすすめの採用サイト制作会社5選
採用サイトを制作会社に依頼すると決めたなら、「どこの会社に依頼するか」を検討しましょう。
予算、デザイン、機能など制作会社によって変わってきます。
自社にあった採用サイトを作成してくれる会社を選ぶことが採用サイト作成の成功にあたって大事な鍵となります。
ここからはおすすめの採用サイトの制作会社5社、紹介します。
(1)株式会社ネオキャリア
株式会社ネオキャリアは、コーポレートサイト、採用サイトなどのWebサイトの作成を行なっている会社です。
10000社以上の採用をサポートしたという実績があります。
新卒から中途採用まで幅広い採用活動をサポートしており、採用戦略、企画、コンサルティングまで幅広く対応しています。
単なる制作会社ではなく、「採用支援」を目的と設定しており、求めている人材確保のサポートをしてくれることでしょう。
採用動画やパンフレットの依頼も可能としており、幅広いコンテンツ作成を任せられる点も魅力的といえます。
(2)株式会社ビットセンス
株式会社ビットセンスは株式会社Cygamesや株式会社H・I・S、キャノン株式会社など、大手企業の採用サイト制作など多くの実績があります。
採用コンセプト、広報のプランニング、どのメディアを使用するといった、採用に関する「クリエイティブ」の部分だけでなく、デザイン、ライティング、クリエイティブまですべてサポートしてくれることが大きな特徴です。
(3)株式会社ONE
株式会社ONEは、求人広告の運用を強みとしており、人材募集支援の実績は10000社、270業種以上あります。
種を問わない幅広い求人広告の運用が可能で、会社概要やパンフレット、採用説明会やセミナーなどで使用する媒体、そのデザインや印刷も承ってくれることが特徴です。
(4)アイムアンドカンパニー株式会社
アイムアンドカンパニー株式会社はデザインに強みがあり、20年を超える経験とノウハウを持っていることが特徴です。
企業の採用活動をトータルしてサポートしてくれます。
採用キャラクター・マスコットなどの作成もしており、ユニークなデザインの採用サイトが作成可能です。
(5)株式会社WEB企画
株式会社WEB企画は、サイトのリニューアルに特化していることが特徴です。
Webマーケティングに力を入れている会社でもあるため、成果が期待できるサイトが作成可能だといえるでしょう。
目的に沿ったホームページの戦略を立てることを得意としています。
おすすめのCMS5選
次に、おすすめのCMSについて紹介します。
CMSを使い採用サイトを作成すると決めたのであれば、どの会社のCMSを使用するか検討しましょう。
ツールによってできることが違ってくるので予算や目的に合わせて選ぶことが大切です。
(1)採用係長
採用係長は、採用ページを最短2分で作成することができます。
これまでに全国1万7000事業所での導入実績があり、7つの求人検索エンジンと連携しています。
初期費用、月額費用0円で始められることが大きな特徴です。
(2)MANEKU(マネク)
MANEKUでは、60秒までの短い動画を簡単に作成することができ、オフィス環境や社員の紹介、製品紹介などに使用できます。
採用サイトを効果的に運営するためのツールがワンパッケージになっています。
マーケティング目線でのサイト分析が行えることを特徴としており、Webマーケティングを活用した採用活動を行うことができます。
(3)REC-CMS
REC-CMSでは、自己分析シートで自社の強みや競合との違いを把握することができます。
また、SNSと連携し採用PR用のSNSアカウントに投稿したコンテンツをCMSに自動掲載でき、求職者に会社の雰囲気を伝えることができます。
ユニークな採用サイトを自社ドメインで運用できることが大きな特徴です。
(4)BlueMonkey
BlueMonkeyは純国産であり、セキュリティ面も安心です。
国産CMSで最高峰の導入実績を誇っており、導入実績は大手企業も含め、1,600社以上です。
(5)トルー
トルーは専門知識がなくてもすぐに求人を掲載でき、求職者が多く流入する7サイト(indeed/求人ボックス/Google for jobs/Yahooしごと検索など)に掲載されるというのが大きな特徴です。
通常の応募フォームだけでなく、応募率の高いLINEでの応募機能も使用でき、求職者の求人検索から応募までをトータルでサポートしてくれます。
《これで完璧!》採用サイトを制作依頼する際の事前準備
採用サイト制作を依頼する前に必要な準備を行っておくことで、スムーズに採用サイト制作を進めることができます。
ここでは、制作を依頼する前に事前準備としてしなければならないことを説明します。
目的・予算・納期は必ず決める
目的を決める
採用サイトの制作を作成するにあたって、採用サイトを作成する目的を必ず決めましょう。
なぜ採用サイトが今必要なのか?解決したい課題は何なのか?などを明確にしておかなければ何のメリットもなく、問題の解決に繋がらない意味のないサイトが作られてしまいます。
また、採用サイトを作成する目的が曖昧だと、こちらの意図と違うサイトが作成されてしまう可能性も高くなります。
せっかくコストをかけて制作を依頼してもこちらの意図が違うサイトとならないように、 採用サイトの制作の目的を明確にしておきましょう。
予算を決める
採用サイトを作成する前に、採用にかける予算や、その中でサイト作成にかける予算を必ず決めておきましょう。
サイトを作成するには大きな費用が発生します。
また、費用がサイトの質やコンテンツにも大きな影響を及ぼすため、予算を伝えることは制作会社にとって、自社が求めるサイトの質の参考にもなります。
採用サイトを作成する前に予算はどのくらいかけられるのか明確にしておきましょう。
納期を決める
採用サイトを作成する前に、サイトの納期や公開日を予め決めておきましょう。
制作会社に依頼する際に納期が明確でなければ、制作会社側と自社との想定スケジュールにズレが生じる可能性が高くなります。
また、納期をはっきりさせなければ後回しで作業されてしまうこともあるので、納期を決め、伝えることが大切です。
運用・管理の方針を決めておく
依頼して作成してもらった採用サイトを、会社内で誰が運用し、管理するのか、またどんな方針で運用するのかなどを決めておきましょう。
これらの決定を疎かにしてしまうと、いざサイトを運用するとなった際、非常に使いづらい採用サイトになってしまいます。
RFP(提案依頼書)を作成しておく
RFP(提案依頼書)とは
RFPとは、Request for Proposalの頭文字をとった略称のことで、提案依頼書のことです。
RFPは採用サイトを作成してもらうための重要な情報伝達手段であり、発注先の会社に具体的な提案を依頼するための資料です。
依頼する会社へ、解決したい課題や達成したい目的・目標を明確に伝えることが大切です。
RFPを作成する理由
このRFPの準備を怠って口頭で制作の過程を進めていくと双方の制作スケジュールや依頼内容のズレが生じる可能性が高くなるので注意しましょう。
口頭のみで説明をすると、正確な情報や一番解決したいことが伝わらない可能性があります。
依頼を正確に伝えるためにRFPの準備を入念にすべきでしょう。
【目的別】採用サイトの制作にかかる費用と製作期間の目安
自社にあった方法を見つけるために、採用サイトの制作にかかる費用と期間を、目的別で紹介します。
安く簡単に採用サイトを作りたい場合
「コストを安く抑えたい」という場合は、採用CMSを用いることで、10万円以下で採用サイト作成が可能な場合が多いです。
制作会社を直接通すことなく作成するので費用は比較的安く抑えることができます。
ただし、運用には継続的な月額料金が発生することもあるので注意が必要です。
費用は無料〜数万円から作成が可能で、制作期間は1週間〜1ヶ月必要です。
必要最低限のコンテンツがある採用サイトを作りたい場合
必要最低限のコンテンツがある採用サイトを作りたい場合、CMSのテンプレートを一部使用することで使用できるコンテンツの幅も広がり、画像などを掲載した採用サイトの作成が可能です。
原稿や画像は自社で用意をしなければなりませんが、費用は10〜50万円で作成が可能で、制作期間は2週間〜2ヶ月必要です。
オリジナル性のある採用サイトを作りたい場合
オリジナル性のある採用サイトを作りたい場合、中小企業の制作会社に作成依頼して作成するのがいいでしょう。
先ほど紹介したアイアムアンドカンパニー株式会社の場合、自社独自のオリジナルデザインで十分なコンテンツを備えたサイトの作成が可能です。
費用は50〜150万円で作成が可能で、制作期間は約2ヶ月〜4ヶ月ほど見積もっておきましょう。
戦略を練った力の入った採用サイトを作りたい場合
戦略を練った力の入った採用サイトを作成したい場合、中小企業、大手の制作会社に依頼することをおすすめします。
大手になれば実績数が多く、戦略に沿った採用サイトを作ることを強みとしている制作会社が多いです。
費用は150万円〜と比較的高めに設定されていますが、制作費用よりも、戦略などのコンサル費用がメインとなっているためです。
期間は2ヶ月〜4ヶ月かかることがあるため、余裕を持って依頼しましょう。
まとめ
今や、採用サイトは企業の採用活動に欠かせない存在となりつつあります。
求職者にとって最も身近な存在でもある採用サイトを上手に活用して、自社の採用力の強化を図りましょう。
その際に、自社にあった採用サイトの制作方法を選択し採用サイトを制作することで、魅力的な採用サイトを構築することが可能です。
採用サイト制作を成功させて、より効果が出る採用活動につなげていきましょう。
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※この記事は、2020年11月現在の情報を元に作成しております。