リクルーティングコラム
Indeedの人気マークとは、Indeedで仕事を探す際、検索結果にある求人一覧のなかで一部の求人に表示されている「人気」タグのことを指します。
「人気マーク」があることで他の求人との差別化が可能です。
この記事では、Indeedで求人を目立たせる人気マークの取得方法について解説します。
Indeedの人気マークとは
はじめに、Indeedの「人気マーク」と「ジョブラベル」について説明します。
ジョブラベルは人気マークと同様に、Indeedの求人検索結果一覧の中で一部の求人に表示される「今が狙い目の求人」や「返信率の高い企業」のタグの総称です。
人気マークはクリック率と応募率で自動的に付与される
Indeedで求人を検索した際に出てくる求人一覧の中で特に目を惹きつけるのは、炎のアイコンが描かれている「超人気マーク」と、ハートのアイコンが描かれている「人気マーク」です。
人気マークはIndeedから自動的に求人票に付け加えられるため、求人を掲載している会社自身が人気マークを付けることはできません。
人気マークを取得するための要件は公式に情報が出ていませんが、クリック率や応募率によって判断されていると考えられています。
Indeedの人気マークはジョブラベルの1つ
Indeedの検索結果画面に表示される求人の中には、「返信率の高い企業」「急募」「人気の求人」などさまざまなラベルが表示されているものをジョブラベルといい、人気マークもジョブラベルのひとつです。
ジョブラベルは、企業が求職者にアピールしたいものをラベルにしたもので、求職者の興味を引いたり応募意欲を高める効果が期待できます。
ジョブラベルにはさまざまな種類が存在するものの、設定すれば必ず表示されるジョブラベルもあれば、Indeedが判断するジョブラベルもありますが、ジョブラベルの種類は主に以下の3つです。
直接投稿している求人であれば、Indeedの管理画面上から設定することで自社の求人にジョブラベルを表示することが可能です。
・特長タグ「急募」「社員登用あり」「駅近5分以内」など
・応募タグ「カンタン応募」「履歴書応募」
求職者や企業のアクションをもとにIndeedが表示すると判断した場合のみ表示されます。
・「超人気」「人気」「高返信率」(求人保存している求職者の人数や応募への返信率によって付与されるかどうか判断される)
これらのジョブラベルは求職者へのアピールに有効なため、魅力的な求人表の作成や応募への迅速かつ丁寧な返信を心がけながらジョブラベルの獲得へとつなげることが重要です。
求人内容に記載されているキーワードを読み込み、Indeedがジョブラベルを付与するかどうか判断します。
・「人気の特徴・こだわりから探そう!」
どのような条件でジョブラベルが表示されるかはわかりませんが、ジョブラベルを表示するために、Indeed上に掲載されている「人気の特徴・こだわりから探そう!」の一覧内のキーワードを盛り込んだ求人票を作成しましょう。特に表示されることの多いジョブラベルは以下の3つです。
返信率の高い企業
求職者からの応募に対して返信している割合が高い企業の求人に付けられるジョブラベルです。
「返信率が高い企業」のラベルがつくことによって、「求職者は応募にこまめに対応してくれる企業だ」とポジティブなイメージを抱き、求人への応募につながるでしょう。
Indeedで求人を掲載している場合は、応募者への返信をこまめに行うことで、「返信率の高い企業」のラベルを得られる可能性があります。
急募
急ぎの求人であることを表すジョブラベルです。
一般的にはIndeedで直接求人票を作成する際、求人タグを選ぶ項目で急募のタグを選択した場合や、求人を公開した日付から求人掲載を終了する日付までの間が少ない場合に「急募」のジョブラベルが付くといわれています。
またIndeedの求人一覧をみると、有料掲載にのみ「急募」ラベルが表示されていることがわかります。
必ずしもジョブラベルが付けられるとは限りませんが、「急募」のジョブラベルを得たい場合は「急募タグ」「求人掲載の期間」「有料掲載」の3点を意識してみるとよいでしょう。
今が狙い目の求人
「今が狙い目の求人」のジョブラベルは、求人一覧が検索された時点では他の求職者からの応募数が少ないために、Indeedから選考に進みやすい求人とみなされラベルが付与されているといわれています。
ラベルが付けられる条件は他のラベルよりも情報が少なく不明なため、このラベルが付与されている求人は希少です。
人気マークをはじめとしたジョブラベルをつけるメリット
ここでは、ジョブラベルをつけることによるメリットについて解説していきます。
応募率を高められる
「急募」や「今が狙い目の求人」などのラベルがついていると、求職者が応募を検討する後押しとなるでしょう。
例えば「急募」ラベルの場合は、ひと目ではやく応募したほうがいいことがわかるため、「急募」ラベルが付与されていない他の求人と比べて求職者の応募を促進することができます。
このように、ラベルがついていることで求人を視覚的にアピールできるのです。
企業の評判を高められる
「返信率の高い企業」のジョブラベルが付与されている求人を開くと、求人票の冒頭に以下の表記がされています。
この表記から、「返信率の高い企業」ラベルが付与されている求人の会社は過去の求人でこまめにかつ迅速に応募に対して返信している、ということが「75%」という数字とともに確認できるように、ジョブラベルは求職者が企業の良し悪しを判断する指標のひとつとです。
また、Indeedの求人一覧は画一的な形式となっているため、ジョブラベルが付けられることで他の求人との差別化につながるでしょう。
注目されやすくなる
先ほども紹介したように、Indeedの求人一覧はどの企業も画一的な形式となっているため、ジョブラベルが付けられることで他の求人との差別化ができ、注目されやすくなります。
「人気マーク」のラベルであればハート、「返信率の高い企業」のラベルであれば雷、「急募」のラベルであればの時計のアイコンで表示されるように、ジョブラベルの表示は文字だけでなくアイコン付きです。
そのため、視覚的にジョブラベルに注目しやすくなり、求人のクリック率が上がることが期待できます。
人気マークを取得するためのポイント
ジョブラベルや人気マークがIndeedから付け加えられる条件は明示されていませんが、ジョブラベルを取得する方法がまったくないわけではありません。
ここでは、人気マークやジョブラベルを取得するためのポイントを説明します。
応募数や求人数を増やすための施策を行う
人気マークを取得するためには「クリック数や応募数が一定数以上あること」が条件となるため、求職者からのクリック数・応募数を増やすことが求められます。
まずは求人票の原稿を工夫しましょう。
Indeedの求人票は、項目に従って情報を入力するだけで掲載ができるという簡単なものだからこそ、ひと工夫をすることで他の求人よりも求人票を認知してもらいやすくなり、クリック数の増加につなげることが可能です。
ひと工夫の方法として、ここではプログラマーのタイトルのタイトルの良い例と悪い例をみてみましょう。
悪い例:プログラマー、未経験可
タイトルは職種名だけでなく、求職者が仕事のイメージをしやすくなるような情報を簡潔に記載するのがポイントです。
自社で求人票を工夫するだけでなく代理店や提携業者に依頼することもできるため、予算と相談しつつ求人数・応募数を増加させる施策を選ぶとよいでしょう。
代理店や提携業者にはIndeedの求人票記入に関するノウハウがあるので、依頼することでよい人材を採用できる可能性が上げたり、Indeedの運用にかかる時間と人的コストを下げたりすることができます。
無料掲載・有料掲載の違いを把握する
無料掲載と比べ、有料掲載は求人の表示回数も増えます。
求人の表示回数が多ければ、その分求職者の目にも留まりやすくなり、クリックされる機会が多くなると言えるでしょう。
また、「返信率の高い企業」ラベルは無料掲載でも有料掲載でもラベルがつきますが、「急募」ラベルは有料掲載にのみつきます。
このような無料掲載と有料掲載におけるラベル付与の違いを意識して、Indeedでクリック数を増やす施策や、取得したいラベルによって異なる掲載条件を把握することが必要です。
対策キーワードを求人票に盛り込む
対策キーワードを求人票に盛り込むことで、Indeed内の順位が上がる可能性はありますが、Indeedの検索アルゴリズムは公開されていないため、明確な対策を講じることはできません。
ただIndeedに「関連性が高く、品質の高い情報を求職者に提供する」という企業理念があることから、求人票で求職者が求めている情報が提示できているかが重要な要素だといえるでしょう。
また、Indeedは求職情報に特化した検索エンジンであるため、求職者が検索したときに検索結果一覧に表示されなければ求職者には認知されません。
そのため、求職者がよく検索し、かつ自社が募集している求人に該当するキーワードを求人票に記入する必要があります。
以下に挙げているのはIndeedで検索されやすいキーワードの項目です。
・職種名
・業種名
・雇用形態
上記の項目を意識して、求職者が検索されやすいキーワードや募集求人に当てはまるキーワードを盛り込みましょう。
ジョブラベルをつける際の注意点
ジョブラベルや人気マークの取得は、一筋縄ではいきません。
ここでは、ジョブラベルを取得する上での注意点について解説します。
ジョブラベルによっては企業がコントロールできない
ジョブラベルをつけるかつけないかはIndeed社が判断するため、どのような原稿を用意すれば狙ったジョブラベルがつくのか分かりません。
ジョブラベルが取得できなかったとしても、ジョブラベルを取得するために努力したことは求人票の充実だけでなく、企業の印象を良くし、最終的に採用の成功につながるでしょう。
有料掲載はスポンサーとして表示される
Indeedの有料掲載は、無料掲載と混じった状態で「スポンサー求人」として表示されます。
有料掲載は無料掲載と違い、時間が経つと検索結果一覧で表示されにくくなることはありません。
また、有料掲載を利用することでIndeedアナリティクスという機能から「求人情報の表示回数」「求人情報がクリックされた数」「応募数」について1日単位のデータを見ることが可能です。
これらのデータを見ることで、掲載している求人票の効果を数字で把握できます。
求職者が注目するような効果的な求人原稿の作成が必要
そもそも人気マークは、ある程度求職者から多くクリック数や応募数を得るなどの人気を集めなければ付与されません。
魅力的な求人原稿を書かなければ、Indeedで求職者から人気を集めることは難しいでしょう。
Indeedは毎秒10件ずつの求人票が追加されているといわれており、Googleのインデックスページ数(※)は1000万ページを超えています。
だからこそ、他の求人票と区別し目立たせるために「応募数や求人数を増やすための施策」や「対策キーワードを盛り込む」などの工夫を通して、魅力的な求人票をつくることが必要なのです。
※インデックスページ数:検索エンジン(ここにおいてはGoogle)に登録されたサイトのページURLの総数のこと
まとめ
Indeedで人気マークやジョブラベルを付けられる条件は明示されておらず、つけられるための努力も簡単ではありません。
しかし、ジョブラベル取得のための努力は企業の印象を良くし最終的に採用の成功にもつながります。
まずは、求人票の原稿の工夫から始めてみましょう。
トルーを使えば、自動で求人情報がIndeedをはじめとする求人検索エンジンに掲載できるだけでなく、掲載後の分析や改善も行うことができます。
現在採用専用HPがない企業でもイチから採用サイトを制作することができ、 既に採用サイト持っている企業でも「プラグイン」という機能を使えば、既存の採用情報ページが自動でIndeedに掲載されるようにカスタマイズすることも可能です。
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※この記事は、2021年4月現在の情報を元に作成しております。